国際バレエアカデミア
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イゴール公

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イゴール公

『イゴール公』の初演は1909年、ディアギレフのバレエ・リュスのパリのシャトレ座における旗揚げ公演において行わました。このバレエに登場する民族は、今はすでに滅亡したポロヴィツィという、昔、ロシアからヴォルガ河の沿岸地帯を荒らし回り、韃靼人やペチネーク人と同様にアジア高原地方からロシアに侵入した騎馬遊牧民族です。彼らは“包(パオ)”を住居とし、それぞれの汗(酋長)の下に、戦闘と狩猟とで広野を疾風の如くほしいままにした剽悍な民族です。
舞台は、オペラの第三幕目のポロヴィツィ軍勢の野営の場所で、イゴール公は戦い利あらず、ポロヴィツィの汗コンチャックの捕虜となるが、汗は敵将軍イゴール公の憂愁を慰めようと饗宴が開かれます。その合唱と舞踊の場をディアギレフのバレエ・リュスが、『イゴール公』として独立させ上演しました。しかし、正確には「オペラ プリンス・イゴール」より「ポロヴィツィとの合唱と踊り」です。
小牧バレエ団の『イゴール公』は隊長に小牧正英、フェタルマに谷桃子、大滝愛子のキャストで、1948年3月5日から30日まで25日間帝劇で上演され、今では考えられないロングランとなった作品です。バレエ団の貴重なレパートリーの1つとなっております。
2014年は国立劇場 オペラパレスにて上演しました。